
今年もあとわずか。
年末近くになると、TVなどで「この1年の事件を振り返って」という趣旨の企画をよく見かけます。月日の流れは速く、1年前の事件でも遥か大昔のことだったように思われるのは、世の中の情報量の多さなのか、自分の年のせいなのか・・・。
今年の8月に、ソプラノ歌手のヒルデガルト・ベーレンスという方が亡くなりました。(ずいぶん前のことと思っていましたが、結構最近なんですね。)ワーグナーやR.シュトラウスなどのドイツ楽劇を得意とし、イタリアオペラなどでも幅広いレパートリーを持っていた、紛れもないスター歌手でした。ベーレンスで思い出すのは、この人、歌手になる前は法律の大学を出てるんですね。税理士の国家試験にも合格しているようです。
クラシックの世界では、日本の場合、高校を卒業すると音大に入り、卒業後にはコンクールなどで活躍して、プロの演奏家になるのが一般的にみえますが、欧米では必ずしもそうではないようです。
指揮者のカラヤンは音楽を勉強する傍ら、工科大学に入っているようでしたし、20世紀最後のスター指揮者C.クライバーなどは大学で化学を専攻し、K.ベームは法学博士。同じ指揮者でG.シノーポリは精神医学を勉強し、晩年は考古学の博士号を取得していた・・・などなど。
芸のコヤシというわけではないでしょうが、皆さんいろいろやられていて・・・決して「音楽バカ」ではないんですね。
来年から当社で新事業が始まります。
弁護士の先生方の営業活動を支援して、弁護士さんに儲かってもらいましょう!という趣旨(?)のものです。
長年の司法試験受験の末に合格して、「品位ある」法曹業界に飛び込まれた先生方には「営業」とは最も縁遠い言葉かもしれません。
しかし弁護士人口の増加によって、狭い市場で多くの弁護士がひしめき合うことになり、これからの弁護士業界は本当に厳しいでしょう。営業、経営、コミュニケーション能力など、法律以外の面でも優れた手腕を持つ弁護士こそ生き残っていけるのではないかと思っています。(そいういえば「弁護士バー(要するに飲み屋)」なる構想で顧客獲得を目指そうとしている弁護士のニュースがありました・・・面白い。。。)
もう「法律バカ」ではいけない時代なんですね。
私達がどこまで先生方のお手伝いができるのか、今からとっても楽しみです。